脱サラ専業トレーダーが語るFXで稼げるようになるまでに要した時間と具体的な勉強方法

「麻子FX」で講師をしている専業トレーダーryotaです。

講師をさせてもらっていて、よく受ける質問として

  • 一体どれくらい練習したんですか?
  • 具体的にどうやって練習していたのですか?
  • 平日時間が取れないので、休みにまとめてやってもいいですか?

などは、何回も色々な生徒さんに聞かれるご質問内容です。

きっと、FXで稼げるようになるまでにどれくらいやればいいかの目安時間や、具体的な練習方法が知りたいのだろうと思い、その都度お答えしていたのですが、本当によく聞かれるため、いっそのことブログ記事にまとめてしまうか!と、思った次第です。

具体的な練習方法については、「生徒さんにはこれまで何度も直接言ってきてるんだけどな・・」と思いつつ(笑)、今回は僕がFXで稼げるようになるまでにやってきた具体的なステップを書いていきます。

 

FXで稼げるようになるまでに要した時間

まず前提として知っておいてほしいのが、「個人差がある」という事。

当然、おのおのそれぞれが今いる環境や状況、持っている才能等は個々によって違います。また同じ能力でも、FXに取り組む姿勢によっては練習する時間が増減するでしょう。

そのことを前提に、あくまで「僕の場合」なのではありますが、FX専業とレーダーになるまでにどれだけ練習したかを書いていきます。

 

勝てるようになるまで練習した時間

僕がFXをやり出したのはまだサラリーマンの時でした。平日は仕事だったため、朝起きて会社に行く前に1時間早起きして勉強時間を確保。

会社にいる間は出来なかったため帰宅後21時くらいから夜中1時くらいまで練習&デモトレード。(ほぼ練習でしたが)

土日は約8時間ほど練習。

この生活を約7ヶ月続けて専業トレーダーとして独立しました。

独立するまでに要した時間は約1150時間です。最低でもこれくらいはやらないといけないと考えています。(意味のある練習をやってこれくらいという意味です)

僕自身、ゲームが好きでよくやるのですが、僕が好きなゲームは「1000時間を超えてチュートリアル終了」と言われています。

FXの方がはるかに難易度が高いわけですから、FXこそ1000時間超えてようやくチュートリアル終了といったイメージですね。

ゲーム大好きな僕ですが、この時期はFXの練習優先でゲームを封印していました。比べる人がいないためわかりませんが、これでも早い方ではないかなと思っています。

 

勝てるようになるまでには、そこそこの時間が必要

もう気付いている人が大半だと思いますが、トレードで勝ち続けるにはそこそこ時間が必要なんです。

相手の姿が見えていないため、トレードは非常にわかりにくいですが、リアルマネーでトレードに入っていったら、そこは戦場なんですよね。

その戦場に技術がない人が紛れ込んだら、その世界からは淘汰されていきます。

この言葉が身に染みてわかっている人もいるはず。(僕も何度も経験あります)

なので、まずは技術を使える所まで磨いていくのが、なにより大事なんです。

そして、その練習する時間を確保するのが第一優先です。あなたはFXの練習をする時間を確保するために、何を犠牲にして時間を確保しますか?

時間は自ら生もうとしない限り生まれませんから、忙しい毎日の中からダラダラしているだけの時間や削れる部分を削り、まずは時間確保に動いてください。

 

FXで稼げるようになるまでにやった具体的な練習方法

では、ここからは具体的にどのように練習をやっていたか書いていきます。

 

必要最低限の知識を身に付ける

僕が普段から生徒さんに言っているのは主にこの3つです。

  1. ダウ理論
  2. フラクタル(マルチタイムフレーム)
  3. サポレジ

これを、三大理論と呼んでいます。

テクニカルトレーダーには必須の知識なので、まずこれらの知識を覚えましょう。

どのテクニカルトレードをやるにもこれらが頭に入っていないと基礎が出来ていないため、稼げるようにはなりません。ですから、まずはこの三大理論の知識を身に付けましょう。

逆に言えば、他の事は全く必要とないとまでは言いませんが、僕の先生にあたる人物はもう10年以上専業プロトレーダーをやってきていますが、『三尊というのを最近知りました』と言っていたくらいなので。笑

流石に、これにはビックリしました。笑

 

FX過去検証ツールを使って数年間のトレード練習をする

必要最低限の知識を得たら、ひたすらこの練習に入ります。

どうやって過去検証やったり、過去検証ツールを選べばいいかはこちらの記事を参考にしてください。

多くの人が負けている現状があります。

その大半の理由は練習不足です。

練習していないプロトレーダーはいません。(一部の天才を除いて)

プロのサッカー選手や野球選手が練習していないなんてことはあり得ないと理解できるはず。プロトレーダーを目指すのならそれと同じで、練習しなければ勝ち続けることは困難です。

しかし、FXトレードの事になると、この「練習」というのが甘く見られがちなんです。この記事見たあなたは絶対に「練習」する事を推奨します。

エラそうにこんなことを書いていますが、僕自身はこの世界に入ってろくに練習もせず、「俺ならいける」という謎理論で最初からリアルトレードに挑みにいき、負けを認めるまで数年間かかりその間、かなりのお金をなくし続けました。笑

僕のようになって欲しくはないので、「地道に技術を高めていこう」と覚悟して、練習をしていってもらうことを望みます。

 

休みの日にまとめて練習したほうがいい?少しの時間でも継続的に練習した方がいい?どっち?

これもよく聞かれることですが、最初に答えを書きます。

少しの時間でも毎日継続して練習した方がいいです。

理由はシンプルで、FXトレードには終わりがないからです。トレードで勝ち続けるにはトレードをやっている間は一生勉強、一生練習なんです。

そのため、毎日何かでFXトレードに関わってそれを当たり前の所に持っていき、生活の一部にする必要があるんです。やってて当たり前の状態というイメージですね。

「将来、プロトレーダーになるんだ!」という方で、どうしても時間が取れない人は何か一つでもいいです。

何か一つでもいいのでFXトレードに関する知識、さらに言えば練習を毎日積み重ねていってください。

毎日積み重ねていくには自制が必要で、あらゆる誘惑に負けてしまう人が多いですが、しっかり自制心を持って毎日継続してください。

これがプロになるため道のりです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

プロの裁量トレーダーになるためには、近道はあれど抜け道はありません。絶対に。

正しい練習方法で継続して練習し続けて、知識を技術に昇華させていく・・・これがプロトレーダーになるための道のりです。

その道のりは簡単なものではなく、難易度は決して簡単ではありません。

その代わり見返りはかなり大きいです。

見返りが大きいため、そこまでたどり着くまでに様々な壁がありますが、一つずつ乗り越えていけば道は見えてくるはず。

この記事が参考になれば幸いです。