「波動シナリオ」をえがく

まずは「シナリオ」を作るために、長い足から順にサポレジを引き、短い足にフラクタルして行きます。
月足に引く、その状態を週足に適用(フラクタル)する、週足でサポレジの付けたし&修正を行う・・・
これをメインとして使う時間足まで繰り返します。
最も短い足でスキャルピングよりのデイトレードをするなら「4時間足」「1時間足」「15分足」「5分足」をメインチャートとして利用し、波動シナリオは1時間足で練り上げますが、この時に利用する時間足や通貨は自由に設定して良いです。
そして「画像1」のように波動でシナリオを作ります。この中で「最も優位性がある」と思われる流れに乗せて、エントリーを行います。
ストップ&リミットを決める
本来ストップとは、エントリー後に設定するものと認識してる方が多いですが、それは違います。
プロは、まず「ストップの位置」を決めてから、エントリーポイントを探ります。
最も短い足でのデイトレードスタイルに照らし合わせると、1時間足の波動シナリオで大きな流れを把握し、15分足の直近高値または直近安値、あるいは重要なサポレジ超え&割れにストップを設定します。
少し見ずらいですが、実際にオンライン教室でリアルタイムで後悔された上記エントリー画像におけるストップ位置は146.385近辺、最大リミットは149近辺のサポレジ。
非常にリスクリワードの良い買いチャンスになります。
エントリーする
特に最初のうちは、ここで「勢い」が求められることが多いです。やはりエントリーポイントで「行動する」事に多くの方がとまどいます。一方で焦り等から、よく分からないところでエントリーして、結果失敗し、それを取り替えそうと・・・・という悪循環に入る。よくないですね。
ただそれも、シナリオを描き、ストップとリミットを正確に見定めることで改善されて行きます。FXディーリングアカデミーの手法でも、ストップとリミットが決まったら、プロスペクト理論に則って、よりストップに近い位置でエントリーを行います。
その際、ダウ理論の通り「高値の切り下げ」で売る、あるいは「安値の切り上げで買う」というのが大切です。
結果を”待つ”
トレーダーにとって最も大切な仕事は「待つ」という事です。プロはこの「待つ」が圧倒的に出来ます。
その行動を裏付けてるのは、圧倒的な経験値。
チャートをパッと見たときに「なんとなく分かる」というレベルで未来のシナリオを描けるようになれば、勝ったも同然です。
FXディーリングアカデミーの手法では、ストップ&リミットに到達するか、節目近辺でエントリーの時の逆の形を形成した場合、決済を行います。
また、利を伸ばすためのホールドは状況次第で行いますが、損切りの先延ばしは絶対に行いません。
(※ストップの位置をズラす行動は、破滅の元です。)
(※参考画像は、FXディーリングアカデミーのオンライン教室で公開されたリアルタイム配信で、上記「エントリー」部分の画像の結果です。)