麻子FXで講師をしている専業トレーダーryotaです。
「過去検証は勝つためには必要なので、きちんとやっていこうね」と生徒さんに教えさせてもらった後、こんな質問を受けました。
- 『FXの過去検証ツールやソフトって何使えばいいですか?』
- 『有料のもの無料のものどっち使えばいいですか?』
「これ使えば問題ないよ」と答えたのですが、どうやら生徒さんは覚えていない模様。
「覚えておけよ」というツッコミ所は一旦置いて・・・笑
ブログに記録を残しておこうという事で、FX過去検証に使うツールのご紹介をさせて頂きます。
FX過去検証ツールとは?
文字通り過去にさかのぼってどう動いたかをリアルタイムで動かしているように再現するツールです。
練習するには、絶対に必要なものです。
例えば、野球選手がバットやグローブの道具があるようにトレーダーにとっての道具ですね!
FXの過去検証ってそもそもやる必要あるの?という質問を結構受けたりするのですが、この答えはこちらの記事に書いています。
↑こちらの記事でもある通り、練習なくして上手には決してならないので過去検証ツールは必須です。
過去検証ツールなしで、FXで勝てるようになるのか
結論から言えば、ツールなしでも勝つことは可能だと思います。
ただし、10年は見ておいた方がいいですね。
過去検証をいっさいしていなくて、リアルトレードだけで勝ったという人も探せばいると思いますが、天才の部類です。(少なくとも、ぼくは聞いたことがない)
自分のことをトレードの天才だと思う人ならば過去検証ツールはいらないですが、そうでないほとんどの人には過去検証ツールは必要です。
では、過去検証ツールを使ってどういうメリットがあるのか?と疑問に思うかもしれません。
次は、メリットについてお話していきます。
FX過去検証ツールを使うメリット
過去検証ツールを使うからにはメリットがなければ使いませんよね。
あるんです。メリット。
圧倒的な時間短縮
まずこの
圧倒的な時間短縮
これに尽きますね。
FX過去検証ツールは時間を飛ばせるんです。正確にはローソク足の進むスピードを速くしたり、1本すぐ飛ばしたり出来ます。(ツールによりますが)
リアルトレードで勝てるようになるまでに勉強、練習をしているとその途中で見事にお金を飛ばします。笑
しかも1回だけでなく2回、3回と続いて・・・・そこで思うのが、「ああ、なんて自分は才能がないんだ。。。」と落ち込むまでがセットです。笑
これは心当たりある方も多いんじゃないかな。
練習もしていないのに、いきなり本番で稼ぎ続けられるほどトレードの世界は甘くないってことです。
土日もトレードの練習が出来る
多くの方は平日お仕事で、帰宅されるのが夜ですよね。
それ以外にも主婦の方だったり、学生さんだったりと人によって環境・前提は様々ですが、相場は平日(月~金)しか動きません。
土日は世界中でチャートが動いていませんので、リアルの動いているチャートは見れませんが、練習だったら動きます。
ぼく自身は今でこそ専業トレーダーですが、兼業トレーダーだった時は平日サラリーマンで土日休みだったため、土日に過去検証ツールを回していました。
やりすぎて、途中でチャート見るのも苦痛になったので、たまには気晴らしも忘れずにしましょう。笑
FX過去検証ツールの選び方 3つの基準方法
では実際にどういう基準で過去検証ツールを選んでいけばいいか解説していきます。
複数時間足(マルチタイムフレーム)で同時に動くこと
まず第一にこれ、絶対条件です。
理由はこちらの記事(FXで勝つための正しい過去検証のやり方3選)で詳しく書いたので、見ていない方は見て頂きたいのですが、例えば5分足でトレードされていて、レジサポでの押し目買いを手法に組んでいた場合、5分足では押し目買いチャンスだけど1時間足はどこの場所にいますか?
また1時間のその時の環境認識は?上昇トレンド?下降トレンド?レンジ?レンジでも上昇よりのレンジ?下降よりのレンジ?もっと言えば、4時間足はその時どう?日足は?週足は?
といった具合に5分足だけ見ても判断出来ないんですよね。(5分足だけ見て他の足全て判断出来るのであれば、もはやプロです)
そのため、まず必要なのは複数時間足(マルチタイムフレーム)で同時に検証できることなんです。
ここを判断基準の最大の理由としてもいいくらい大切な事です。
過去チャートの早送り、巻き戻し、動くスピードの調節が可能かどうか
過去検証ツールを使うメリットでも理由をあげているように、圧倒的な時間短縮が肝なんです。
時間短縮がメリットなのにリアルタイムくらいのペースでおそーく動いていたら、練習量が圧倒的に足りなくなります。
そんな遅く動くツールは流石にないとは思いますが、スピードの調節が出来なかったりだとか、1日分をやった後、復習でもう一度戻してやりたいと思った時に、巻き戻し機能がないと出来なかったりと、まぁ不便なことが多々あるやもしれません。
なので、過去チャートの動く速さを調節出来るツールを選ぶことをおすすめします。
過去検証ツールは日本語対応しているのか
当たり前かもしれませんが、日本語対応ツールがいいです。
英語だと何書いてあるかわからないことが多いですし、何よりいちいち英語を調べていたら使い勝手が悪すぎます。
基本的に毎日使うものなので、自分が不便なく使えるものを基準に選びましょう。
オススメの無料の過去検証ツールはある?
ハッキリと声を大にして言いましょう。
ありません。笑
無料のものでも使用感がよかったり使い勝手がよかったりというものも確かにありましたが、過去検証ツールの選び方でも書いた通り、何かが足らなかったりするんですね。
- 日本語対応していない
- 広告が入ることがあって視覚的に見にくくなる
- 通貨ペアが極端に少ない
- 複数時間足(マルチタイムフレーム)が出来ない
- 他にも何か制限があり(前に戻れない、スピード調節出来ない等)
このような条件がありました。
個人的経験では、通貨ペア沢山あるけど日本語対応していないとか、複数時間足(マルチタイムフレーム)が表示できないという状況が多かったので、結局は次にあげる有料のものを買いました。
オススメの有料検証ツールはForex Tester5(FT5)
ぼくが普段からオススメしている過去検証ツールは、Forex Tester5(FT5)
これ一択ですね。
選び方基準であげたのを全て条件を満たし、日本語対応。MT4との使い方も似ていて直感的にわかりやすいのも決め手の一つ。
有料にはなりますが、プロを目指す方は絶対に買った方がいいです。
過去検証ツールで何度も何度も練習することになるのでね。
まとめ
いかがでしょうか?
以下が、今回の記事のまとめになります。
- FX過去検証ツールのおすすめはForex Tester5(FT5)
- FX過去検証ツールの選び方 3つの基準
- 複数時間足(マルチタイムフレーム)で同時に動くこと
- 過去チャートの早送り、巻き戻し、動くスピードの調節が可能かどうか
- 過去検証ツールは日本語対応しているのか
ここまで記事を読んでくれた方はプロになるには過去検証ツールが必要だと感じたはず。
そうなんです、必需品なんですよ。笑
プロになろうとしている方は自分の人生を懸けてトレード挑戦するはずです。
道具は使いやすいものを揃えましょう。
幸い、過去検証ツール以外で必要なものはPCくらいなので、PCを持っている方は揃えられるはずです。
こう言うと、「PCを持っていないとダメですか?」と、「スマホじゃダメですか?」と聞かれます。
というか、実際に生徒さんにご質問を受けたことがあります。笑
そのため、こちらも記事にしました。
この記事を参考にしてもらって、プロトレーダーを目指して頂けたら幸いです。