【FX】スキャルピング手法をオススメしない3つの理由

どうも、専業トレーダー講師のシュンです。

今回の記事では、僕がスキャルピングトレードをオススメしない3つの理由をお伝えします。

 

まず最初に理由を3つ挙げると、

  1. 瞬時のトレード決断力が必要
  2. ポジポジ病になる
  3. チャートに張り付かなければならない

以下、説明していきます。

 

スキャルピングトレードとは

数分~数十分でトレードを完結させるトレードスタイルです。1回のトレードで数pips~数十pips程度の利益を狙うので、1日に何十回もトレードを行います。

 

オススメできない理由その①「瞬時のトレード決断力が必要」

スキャルピングは1分足と5分足を見てトレードするので、買い相場と思っていた相場が数分後に売り相場へと変わったりします。なので、正しく相場の流れを読み取りながら、時には一瞬で真逆の戦略をとる必要があります。

少しでも躊躇してしていたら、あっという間にチャートは動きチャンスを逃すので、瞬時の決断力が成績に大きく左右されていきます。

スキャルピングに必要な決断力ですが、これは今までの人生の中で大きな決断をより多く経験しているかが大切です。

 

しかし、普段の生活で、「お金を失う恐怖」だったり「勝たないといけないプレッシャー」とったように何か背負いながら物事を決断する機会はあまりありません。

今まで滅多に経験してこなかったことをトレードでは求められ、スキャルピングではそれを「毎日、何十回も」繰り返しかつ正しくやらなければいけないので、難易度はかなり上がります。

 

オススメできない理由その②「ポジポジ病になる」

スキャルピングをやり始めると、トレードをしていない時間がもったいないと感じるようになります。

そうなると、「エントリーしなければならない」というバイアスがかかり、根拠のないところや適当なところでエントリーしてしまいます。

「じゃあ適正なエントリーポイントまで待っていればいいじゃん」と感じるかもしれませんが、実際にトレードをしたことがある人であれば、必ず経験したことがあるのではないでしょうか。それまで、待てないんですよね・・・。

これは、特にFX初心者の方などに多く見られる症状なので、スキャルピングに安易に手を出してポジポジ病にならないようにしましょう。

 

オススメできない理由その③「チャートに張り付かなければならない」

スキャルピングは数分から数十分の中でするトレードなので、常にチャートを監視しなければなりません。

サラリーマンであれば、家に帰ってきて疲れているのに寝る間も惜しんでチャートに張り付く。

この生活を1日だけならまだしも、これを数年やり続けるというのはかなり難しいです。身体を壊してしまいかねません。

さらに言うと、結婚していて子供がいたりすると、家族とのコミュニケーションをとらないないといけないですし、そうなると、なおさらチャートに張り付いて利益を出し続ける事は難しい。

独身者であれば、「自分は、自分の時間を自由に使えるから大丈夫」という人もいるかもしれませんが、この先結婚するかもしれないし、他にやりたいことが出てくるかもしれません。

そこに必要な時間を、これまでFXに費やしていた時間から捻出しなければなりません。

結果、チャートを見れる時間が少なくなるので稼げる金額は減ります。またそれまでと違う時間の使い方をするので、リズムを崩してしまい勝てなくなるというパターンも考えられます。(実際、そういう人はいます。)

スキャルピングは絶対に稼げないというのではなく、稼げることは稼げるけど、お金を稼いだその先を考えたときにトレードスタイルを変えなければならない時は絶対に来るよね!という点で、オススメできないんです。

そして、トレードスタイルを変えるのは簡単にできることではないので、勉強初期段階からFXで稼いだその先を見越したトレードスタイルを構築していくことをオススメしたい。ということです。

 

まとめ

今回は、スキャルピングをオススメしない理由を挙げました。

小さな値幅を繰り返し繰り返し狙うためには手法の再現性が高くないといけませんし、集中力が必要などトレードの技術面以外の要素も結果に大きく関わってきます。

スキャルピングは短期間で10万円を1億にすることが確かに可能ですが、実現できるのはごく一部の人間です。

目先のお金は大事ですが、長期的にトレードを続けるという視点で考えるとデイトレードスイングトレードの方が勝ち続ける再現性があるので、ディーリングアカデミーではそちらをオススメしています。

 

具体的にFXディーリングアカデミーで提唱している手法については、コチラのメルマガで配信しています。