【FX】エントリーしたら見事に逆にしか行かない人の原因と対策

こんにちは。

FXディーリングアカデミー講師の太田シュンです。

 

エントリーした直後に逆行し含み損が膨れ上がり損切り。その後、エントリー方向に順行していってマウスをぶん投げる。「絶対、誰かオレのトレード監視してんだろう!!」と狼狽する・・・!!

こんな経験はトレーダーであれば、一度は経験したことがあるはず。

 

そんな絶望の淵に立たされてるトレーダーに向けて、今回はエントリー後に逆行する原因と対策について解説していきます。

 

チャートが逆行するパターン

  • エントリー直後に逆行して損切り
  • エントリー後は含み益出てたけど、徐々に逆行していって損切り

逆行するパターンとしては2つ。

これらは似て非なるものですが、改善のアプローチ方法は同じです。それぞれのパターンの原因と対策について考えていきましょう。

 

チャートが逆行する3つの原因

  1. 高値掴み・安値掴み
  2. 損切りの位置が浅い
  3. ポジションを長く持ちすぎ

この3つです。

以下、順に詳しく見ていきます。

 

高値掴み・安値掴み

「安いところで勝って、高いところで売る」

これがトレードで利益を出す原理原則です。

なので、エントリーしてから逆行してしまう人は逆に、「安いところで売って、高いところで買う」をしてしまっているという事です。

自分がエントリーするところは、「本当に安いところで買えてるのか?本当に高いところで売れてるのか?」を強く意識する必要があります。

「強く意識する=過去検証データに基づいた根拠」であり、これが「なんとなく下がりそうだからエントリーする」みたいな直感に頼ってる人は、高値掴み・安値掴みをしてしまう結果になりがちです。

 

損切りの位置が浅い

損小利大いう言葉があるように、損する時は小さくするという意識は必要ですが、損切りラインを浅くし過ぎてしまうと、今度は損切りばかりになってしまい、「損切り貧乏」になってしまいます。

大事なのは、「損切り位置が適正であるかどうか」

これができている前提d、損小利大が成立するかどうかまで考えましょう。

 

よくやりがちなのは、何も考えずにサポレジの上に設定したり、自分の許容金額に合わせて損切り位置を決めたりする方法です。

自己都合に合わせて損切り位置を決める人は、結果的に損切りされてからエントリー方向に巡行していく事が多いです。

損切り位置を決める時は、自己都合で決めてるのか、テクニカルに基づいて決めてるのかを考えてみましょう。

 

ちなみにサポレジの上に設定するのは、テクニカルに基づいてはいますが、単純すぎます。損切りに対する考えが浅いです。思考の浅さは損切りの浅さに繋がるという事も肝に銘じておいた方がいいですね。

 

ポジションを長く持ちすぎ

エントリー後は含み益が出ていたが、最終的に損切りにかかってしまう人は、ポジションを長く持ちすぎてしまっていることが原因でもあります。

例えば、15分足を見ていて上がると思って買ったが、実は上位足である1時間であったり4時間足の戻り売りのポイントが近くにある時にこれが起こります。

これはエントリーが悪いというより、決済ポイントが正しくなかった時に起こります。

なので、どんなトレード手法であろうと、すべての時間足を見ることで、様々な可能性を考え適正な決済ポイントを決める事が結果的にエントリー後の逆行を防ぐことに繋がってきます。

 

最強の逆行対策

チャートの波の終わりを見つける

FXレンジ?トレンド?見極める方法 【環境認識】FXのトレンド・レンジ転換点の見極め・判断方法。トレンド転換サインはコレ!

 

チャートは上がり下がりの繰り返しです。

上がるというのは言い換えると下がりきったという事です。

下がるというのは言い換えると上がりきったという事です。

これが上げ下げの原理原則として捉え、トレードの根拠をこの理屈に集約させることを意識します。

 

下がりきるポイントがどこなのかを意識するようにすると、適正な損切り位置を決めることができて、損切りされてからエントリー方向に順行していくことはグッと減ります。

これを感覚ではなくて、テクニカルを用いて何回やっても同じところに損切り位置を置けるようにしていくことが大事です。

 

これができていない人は「理屈に集約させるためのテクニカル要素が足りない」か「正しくテクニカルを使えてない」のどちらかです。ちなみにテクニカルは理屈に集約させれれば、何を使ってもいいです。

先ほどサポレジの上に損切り位置を設定するだけでは単純と言いましたが、要は上がりきった、下がりきった判断としてサポレジは要素として足りないから意味ないという事です。

このようにして、原理原則を作ってそれを説明

するためにテクニカル分析を紐づけるようにすると良いです。

 

ディーリングアカデミーが推奨しているテクニカル分析方法については、以下の記事をご覧ください。

【FX】これさえマスターすれば勝てるテクニカル分析『三大理論』徹底解説 【FX】これさえマスターすれば勝てるテクニカル分析『三大理論』徹底解説

 

最後に一言

「エントリー後の逆行の種類を理解し、チャートの波の終わりを見つけ逆行対策せよ!!」

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。