どうも、麻子です^^
FXのデイトレーダーとしてポンド円を売り買いしてる私。
ですが、実は両親はともに公務員なのです。
外国の金融機関に勤めたいた頃までは娘を誇りに思ってくれていたようですが、
そこをやめて独立していこうは、まさに真逆といってもいい生き方の私たち。
親子として大切に思いあう気持ちはありますが、どうしても埋まらない溝があるのです。
だけど最近、父親が退職しました。
そして私がFXのデイトレーダーであることを少しは認めてくれるようになったのか
退職金の使用用途について相談を受けたのです。
結論は「投資なんてやめておけ」
正直言って退職金市場なんて証券会社の人たちからしたら格好の餌場。
私の父は教師として勤め上げたのですが、退職金は2000万円ほどあったようです。
それに目を付けた証券会社の人間や、あるいは某N村証券とかに就職した元教え子から
投資の話が大量にもたらされてる模様。
・・・というのは1年前の話で、当時私の言うことも聞かずに
証券会社の勧める安全安心がうたい文句の投資パックにほぼ全額を投入。
年利数%の利益が出たようですが・・・・
証券会社の出してる投資プランなんてはっきり言って最悪です。
何が最悪かというと、彼らは投資家である父たちにリスクを押し付けて、
利益が出たらそのほとんどを自分達で持っていく・・・という契約で動いてるからです。
利益が出たら80%もらいますね!
損が出た場合のリスクは100%あなたがおってくださいね!
うまい文句で投資プランに誘導してきますが、これが証券会社の投資パックの実態です。
確かに2~3年であれば統計的にほぼ大丈夫でしょうが、
リーマンショックやサブプライムローン、東日本大震災・・・・
何かあればすぐにそのお金は飛んで消えてしまうのです。
じゃあ、どうすればいいの?
・・・という話ですが、私は父親に「何もするな」とアドバイスしました。
具体的には、まず退職金の半分を貯蓄として各金融機関にバラけさせて預けること。
そして必ずひとつの口座につき残高を1000万円以下に抑えること。
これの目的は銀行が倒産した場合の保障にあります。
1000万円に満たない貯蓄は政府によって保障されるのです。
次に退職金の残り半分のうち半分を現金で金庫などに保管しておくこと。
そしてもう半分を金などの現物資産に替えておくこと。
これは「円」という通過の価値が目彫りしたときへのリスクヘッジ。
投資をするなら専門知識と経験が要求される株などの有価証券より
「金」や「銀」などの現物資産が良いです。
あるところにはある投資の話
ちなみに言っておくと、割のいい投資の話は存在します。
だけど、その情報が一般の方にまで回ることは絶対にありません。
それは既得権益がどうのこうのという話ではなく、普通の人には目利きができないからです。
皆さんもそのことがよく分かってるから、私のような何処の誰とも分からない人の言うことより
「大きな会社の証券マンがすすめてくれる安全なやつ」が大好きなのでしょう?
だけどひとつだけ覚えておいてください。
退職金は、彼らにとって餌場でしかないということ。
その点から行くと、今回私が父親に授けたファイナンシャルプランは、我ながらなかなかのものだったのでは?
と思うのですが、いかがでしょうか^^